2020年9月10日

法科大学院修了生の就職活動②求人に応募

 就職サポートサービスに登録して担当者と面談したら、求人を紹介されます。


タイミングによってはかなりたくさんの求人を紹介されます。色々な業種・業界があり、どれに応募しようか迷うかもしれません。あるいは、自分の働きたい業種や会社が明確にある人もいるかもしれませんね。


このタイミングでどの求人に応募するかを厳選したくなりますが、私は広く色々な求人に応募することをおすすめします。理由は以下の通り。


①応募しても無反応な求人が意外と多い。そのため、厳選して応募した結果まったく面接に進まないことがありえます。会社側の事情ですがすでに選考が進んでいる応募者がいて、そちらの結果次第で他の応募者を面接に呼ぶという対応をとることがあります。決してあなたの評価が低いから面接に呼ばない訳ではないのですが、一向に面接に呼ばれないと「私は書類選考も通らないのね。。。」と思ってしまいがちです。これは堪えます。就職活動に進んでいる感を出すためにも、たくさん応募して面接に呼ばれましょう。なお、仮にたくさん面接に呼ばれると日程調整が出来ないかもしれないことを心配されるかもしてませんが、大丈夫です。会社側も日程調整してくれます。心配御無用。


②面接に行って話すことで自分の知らない業界のことを知ることができ、新しい可能性が見えてくる。まったく興味がない求人はやめたほうがよいですが、実際にその業界に身を置いている人から得る情報には奥行きがあります。応募する業界のことは知らなくても大丈夫。面接が決まったらそれまでに応募先のHPや競合のHPを見て研究すればよいのです。


③法務系で求人が絞られてるのに、さらに厳選するのはやりすぎ。新卒であれば入った業界(企業)でジョブローテーションしながら経験を積んでいくことになります。入った業界でさまざまな仕事ができます。なので、希望する業界を絞ることに理由があります。対して法科大学院修了生に求人を出そうとする企業はまずは法務あるいは総務系のチームへ配属させようとするはずです。人によってはそのまま法務畑でキャリアを積んでいくかもしれません。法務系の絞りに加え業界で絞るとなると、可能性が小さくなってしまいます。


…パッと思い付くところだとこのあたりでしょうか。繰り返しですが、求人は多めに応募しましょう。







0 件のコメント: