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2015年10月5日

【横領罪】法人の所有する不動産について、代表者は「占有」しているといえるか。

いえます。

2014年11月26日

「横領罪の構成要件は背任罪の構成要件に包含される」は本当か

「横領」の意義について領得行為説を、背任罪の本質について背信説を前提とした場合、横領罪の構成要件は背任罪の構成要件に包含されるといわれます。
本当かどうか、確かめます。
 

他人名義のクレジットカード不正使用について

詐欺罪の客観的構成要件は、①欺罔行為、②錯誤、③交付行為・処分行為、④騙取、⑤財産的損害、⑥因果関係(欺罔行為によって錯誤に陥り、錯誤に基づいて交付ないし処分したという関係にあること)です。
 
他人名義のクレジットカードを不正に使用した場合、何が詐欺罪の構成要件に該当するのか、何が問題なのかについて。

2014年11月18日

危険の現実化の「危険」について

刑法上の因果関係を判断する一方法です。最近割と人気。行為の危険が結果に現実化したと考えられる場合に、刑法上の因果関係を肯定する理論です。
この理論のいう「危険」とは何か。

2014年7月15日

構成要件的故意と責任故意

「何やったかわかってんのか!?」
と問われるのが構成要件的故意。認識認容があるかないかのアレ。「構成要件要素を認識してますか?」ってことだけ確認する。ルーチンな確認作業。構成要件の認識をひとつひとつ確認していけばよいから、マニュアル的作業。構成要件ごとにチェックシートを用意できるので。

「悪いと思っててやったのか!?」 
と問われるのが責任故意。違法性の意識の可能性があったのかなかったのかって奴。違法性の意識を欠いたことに相当の理由があったなら責任故意否定。 1人1人の内心にもぐって、具体的に探す。どうやって確認するかにマニュアルなし。「あんた、悪いと思っていたの?」を確認するには、チェックシートを用意できない。

以上です。

2014年4月19日

事後強盗罪における暴行・脅迫が、窃盗の機会継続中になされたものでなければならない理由

事後強盗罪(刑法238条)の「暴行または脅迫」は、236条と同様、相手の反抗を抑圧するに足る程度のものが要求されます。そして、これは、窃盗の機会継続中に行われたものでなければなりません(最決平成14年2月14日刑集56巻2号86頁・百選Ⅱ(5版)38事件)。

その理由について。

2014年3月31日

境界損壊罪について

境界損壊罪が成立するには、境界を損壊するだけで足りるか、さらに認識が不能になるという結果の発生を要するかという問題があります。判例は、
「境界損壊罪が成立するためには、境界を認識することができなくなるという結果の発生することを要するのであって、境界標を損壊したが、未だ境界が不明にならない場合には、器物損壊罪が成立することは格別、境界損壊罪は成立しない」
としています(最判昭和43年6月28日刑集22巻6号569頁・百選Ⅱ80事件)。

このように判示された理由について簡単にメモ。

2014年2月18日

【横領罪】委託信任関係が要件となるのはなぜか

横領罪は、「自己の占有する他人の物を横領した」ときに成立します(刑法252条1項。以下、刑法の条文は条数のみで表記)。明文上、252条1項から確認できるのは、横領罪の客体が「自己の占有する他人の物」であることと、実行行為が「横領」であることです。

しかし、横領罪の成立には、行為者の財物の占有が委託信任関係に基づくこと(委託信任関係)が要件になるとされます(東京高判昭和25年6月19日)。252条1項の横領罪は委託物横領罪と表現されることもあります(単純横領罪とも)。条文に書いてないのになぜこの要件が要求されるのか、考えます。

2014年2月17日

クロロホルム事件(最決平成16年3月22日刑集58巻3号187頁)について

クロロホルム事件(最決平成16年3月22日刑集58巻3号187頁。百選Ⅰ64事件)についてメモ。早すぎた結果の実現の問題。

【刑法】答案を「書ける」ようになった後は、「できる」ようになるための勉強方法として、事例問題を作るのも有効だと思う

教科書・判例集を読み、刑法理論の骨格を掴むことができれば、形としては刑法の答案になります。なので、刑法は一番早く答案が「書ける」ようになる科目といわれます(参考:刑法答案の書き方)。

2014年1月10日

刑法上の「暴行」

刑法典上、「暴行」の文言が登場する条文は14個です(刑法95条、96条の3、98条、100条、106条、107条、176条、177条、195条、207条、208条、223条、236条、238条。77条の「暴動」を含めれば15個。Y2調べ)。

2013年12月29日

事実を摘示するだけで名誉毀損罪は成立します

友人とおいしいラーメン屋に並んでいるときに名誉毀損の話になり、事実を摘示して名誉を毀損したら名誉毀損罪なんだよ~といったらカルチャーショックを受けていました。説明を端折ったおかげで「事実は事実だろ?何で事実を言って犯罪になるわけ?何言ってんのコイツ?」的な顔をされたので、弁明。

2013年12月17日

刑法答案の書き方

初心者向け。細かいことは度外視して、こう書けば単位を落とさないという観点から答案の書き方を紹介します。